聖トマス・アクィナスは言います:「イエズスにお褒めあれ。」
「私は、世界において恩寵の働きを理解する手助けに来ました。すべてが恩寵であり、神の御心です。神は悪を善へ、そして善を完全なものへと変えることができます。恩寵がこの世で最も効果的に働き、心を変革させるためには、それは世界において神の手として認識される必要があります。例えば、美しい秋景色を見たとき、誰かはそれを「自然」の仕業と見なすでしょう。しかし、魂がそれが神の独自のデザインであり、その内部で働く彼の恩寵であることを視ることができれば、この特定の恩寵を通じて受け入れられる神の愛によって心は変革されるでしょう。」
「今日残念ながら、多くの恩寵が神の手仕事として認識されずに過ぎ去ります。人類は自分自身をあまりにも信頼しすぎているからです。彼は自己を見て提供者――さえも創造主と見なします。神が差し出そうとしている多くの恩寵が無視され、言及されることなく、必要ないものとして見られるかもしれません。私は人間の命を胎内にある例として挙げます。この国における強力なリーダーシップ不足について驚いてはいけません。多くの将来的な政治の巨人たちが中絶されています。同じことが永遠に老いる司祭団にも当てはまります。多くの召命が胎内で消え去ってしまいました。」
「あなたが神の手をすべての瞬間において認識するならば、あなたは恩寵に満ちた生活を送っているということです。神の御心にお住まいになることは、彼が欲してくれる恩寵を受け入れないことなくはできません。恩寵をあなたの心で満たしなさい――それはそれを認識する功績によってです。マリア、全てに恵まれた者、あなたはこの努力において助けてください。」