聖トマス・アクィナスが来ます。彼は言います:「イエズスにお褒めあれ。」
「恐れについて話しましょう。心に神の愛があるなら、恐れには場所がないでしょう。聖書にもあります:‘恐るなかれ;ただ信ぜよ。’(マルコ 4:40)。神をどれだけ深く愛しているかが、その人の信頼の深さです。そして、神の愛に欠陥があることで恐れの扉は開きます。」
「今日、自分自身や周りの世界に依存する人々には恐れる理由がたくさんあります――なぜなら彼らは善を成す能力がないからです。むしろ、全ての善は神より来たります。深く愛していない魂たちは、神が祈りとどのように答えているか理解できず、神のタイミングに対して不耐煩になります。」
「祈らず、事態の転換において神の手を見ない魂たちは恐れる者であり、責める者であり、許すことができません。もしかしたらあなたもそんな人を知っているかもしれません。」
「したがって、精神的な領域の全ては心の中にある神の愛の深さによって回転しています。」