聖カタリナ・シエーナが来ました。彼女は言います：「イエズスにお褒めあれ。」
「今日の人々は、自分たちが瞬間ごとに戦争状態にあることを実感していません。サタンの攻撃は多くの形を取ります。例えば、魂が怒りと協力するためには必ずしもカッとならなくてもよいのです。怒りはさまざまな姿をとることがあります――自分自身や他人への不寛容さ、むくれっ面、うつ病――さえも遅延は怒りの一形態なのです。魂がこれら怒りと親しい霊たちのうちどれか一つに協力するとき、彼はサタンの手先になっていると言えるでしょう。」
「怒りもまた他の霊と同様、過度な欲望を持つ自己愛の形態です。自我が心の中心に位置し――神や隣人への愛を取って代わっているからです。これはもちろん統一を妨げ、紛争を引き起こします。」
「また、あなたが隣人に非難を見つけるときは、正直で勇気ある心持ちで自分の心の中を探るべきです。しばしばあなたは隣人に見出す同じ欠点こそ、実際には自分自身の改善のために取り組む必要があるものなのです。サタンが嘘つきであるため、彼はあなたに「そんなこんなの欠点は隣人が持っている」と信じ込ませるでしょう。」
「気を引き締めておいてください。警戒心を解かないでください。以前、あなたは敵について何も知りませんでしたが、今では彼は現在の瞬間において聖なる愛に反対するすべてであることを知っているでしょう。」